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数多あるクラウドストレージを試してみた感想

現在、クラウドストレージ戦国時代みたいな感じがありますが、有料・無料サービスを色々使ってみた感想を書いてみようかと思います。

皆さんがクラウドストレージを選定する際の参考になれば幸いです。

私の業務要件はざっとこんな感じです。

  • WinとMacで共有したい
  • Linuxクライアントもあればいいかな
  • 動画を保存するつもりはない
  • 写真は別途自宅NAS構築予定なので、まぁあればいいかな
  • なので、数十GBあれば容量的には十分
  • 有料サービスを使うのに全く抵抗がない
  • むしろいいものであれば有料で使って、事業(サービス)継続性に貢献したい

ぶっちゃけ、無料分を駆使すれば全然足りるのですが、どれか一つにまとめたいなぁ、という整理的欲求に耐えられず、有料・無料問わず、色々と流浪しました。

それではこれから1つずつ利用経歴を紹介していこうと思います。

SugarSync

有料で利用していました。

複数のデバイスで、どのディレクトリをバックアップの対象にするかをカスタマイズできるのが魅力。

だったので、当初はPC毎にディレクトリを色々と変えてみたけれど「結局1箇所にまとまってた方が管理しやすくて楽だよね。」という結論を導いてくれたサービスです。

当時はUbuntuも使っていて、Linuxクライアントが無かったのも辞めた理由の一つかもしれません。

DropBox

現在も有料で利用しています。

SugarSyncから乗り換える形で始めました。

SugarSyncの不満どころを全て解決してくれ、アプリもかなり使い勝手がいいです。

WinではそれほどCPUがウィンウィン熱くならないし、iPhoneではPDFビューアがあって、とても助かった時がありました。

$99.00/年 を安いと見るか高いと見るかは判断が分かれるところです。

S3をバックエンドで使っているらしいようなので、そりゃAmazon CloudDriveには価格面で勝てないよなーと思いつつも、現在も利用しています。

Amazon CloudDriveの使用感がよければ有料やめるかも状態です。

-追記-
Amazon CloudDriveで一部うまく同期してくれない事象が発生したので、DropBox一本で行こうかと思います。

Ubuntu One

一瞬だけ無料で利用していました。

Ubuntuのオープンソースな雰囲気が好きで、UbuntuのPCに入れてみたけど、活用することなく終わりました。

2014年6月30日でサービスが終了する模様で、この記事を書こうとしたタイミングで「サービス終了」のメールがきました。何か運命的なものを感じます。

Copy

無料で利用していました。

数人ほど紹介したら、40GB弱ほど無料で使えるようになりました。無料枠で事足りそうです。

アイコンが折り鶴で何故か好感度高いです。 (HerokuだったりZenだったり、ITサービスに日本文化がちょいちょい出てくるけど、それだけで親近感を持ってしまうのは私だけ?)

WinやMac、iPhoneアプリもあって、デザインセンスもよく、無料で大容量なので最高!と思っていたのだけど、MacでローカルコピーしたファイルがFinderで見えてこないというイラつく不具合があったので、アンインストールしました。

あと、WinでCPUが唸りをあげている場合、大抵これが原因でした。

クラウドストレージって容量や料金のコストパフォーマンスに目移りしてしまいますが、一番肝心なのはアプリの使い勝手なんだよな、と感じさせてくれた一品です。

Google Drive

無料で利用中です。

利用といっても、ちょっとしたスプレッドシートを作成する時に使っているくらいです。

ふと、有料プランも安いのになんで積極的に使う気にならないのだろう、と考えてしまいます。

結果、Amazonに比べてGoogleは、コンシューマ製品のブランドイメージが今ひとつだというところに思い至りました。

例えば、クラウドコンピューティングサービスの Google Apps Engine と Amazon Web Service を比較してもそのような印象を受けています。

AWSはユーザーカンファレンスも活発で、AWS Summit Tokyo なんて、熱気がムンムンしてます。

一方、GAEは日本語の説明ページも不十分でブログで取り上げている数も圧倒的な差があります。

その他にも、facebookに対向する形で開始された GooglePlus もそこまで波に乗れていない印象があります。

このように、Googleはコンシューマと直接触れ合う部分は往々にして苦手な一方で、裏でシステマチックに計算してこれどーだ!的なサービスが得意なんでしょう。

検索エンジンしかり、Google Mapしかり。

これらはとても素晴らしいサービスで、利用するたびに便利さを感じていて、すでに生活の一部になっています。

というわけで、横道にそれてしまいましたが、こんな心理的障壁(?)によって未だサービスを使い倒すには至ってません。

Amazon CloudDrive

無料で利用中です。

Copyのようなアプリケーションの同期不具合がなく、料金面で大きなアドバンテージがあるのが魅力(でした)。

現在のところ、iPhoneアプリが写真しか対応していない(PDFが見られない)のが残念です。

もうそろそろDropBoxの有料をやめて、こちらの有料に移行するかもしれません。

Amazon&AWS大好きなところも選択する理由のひとつです。

-追記- アプリケーションの同期不具合が発生したため、本格採用は当面見送ります。

結論

クラウドストレージは、”容量に応じてお金を払う”というのではなく、”そのアプリケーションの使い勝手に対して対価を払う”という側面が強いと考えます。そして、今後ディスク容量が水のようにタダ同然になっていく流れの中で、顕著になっていくと思います。

なので、まずは使ったアプリケーションが満足いくものかどうかを前提にして、その後に費用対容量のコストパフォーマンスがいいものを選ぶのが近道かと思います。

私はDropBoxを推します。